お金の機能

お金はいくつかの機能を持っています。

  1. 交換の手段
  2. 価値の尺度
  3. 貯蓄の手段

自分の欲しいモノやサービスを手に入れようとするとき、お金がない場合同等の価値のあるモノやサービスを提供することになります。これは「物々交換」です。提供できるものを持っていたとしても、相手が欲しくないものであれば交換が成立しません。お金があれば、同等の価値のある紙幣や硬貨で交換することができます。これが「交換の手段」です。

モノやサービスがどれくらいの価値があるのかを決めるのに、共通の尺度がないと面倒です。例えば、みかん2個とりんご1個が同等、みかん3個とたまねぎ2個が同等、と決めたとして、りんごとたまねぎの交換レートは計算が必要です。そこにジャガイモを交換しようとすると・・・交換対象が増えると組み合わせは膨大な数になります。お金は共通の尺度を持っているので、みかん1個40円、たまねぎ1個60円と決めることができます。これが「価値の尺度」です。

モノは時間と共に腐ったり劣化したりして価値は減りますが、お金は時間が経っても減らないので価値を失わずに保存しておくことができます。いつでも好きなものと交換できるので、モノを蓄えておくよりもメリットがあります。これが「貯蓄の手段」です。

お金にはこのような性質があるので、お金には不変の価値がありモノやサービスより便利でいいものであると考えられています。